ベトナム研修第6日~日系企業訪問
永井ベトナム社は日本の大手製薬会社R社のベトナム進出に伴って、2009年にベトナム・シンガポール工業団地に工場と本社を設立しました。現在従業員は39名(女性26名、男性13名)で、社長と副社長は日本人です。R社向けの15種類の目薬の容器を作っていますが、プラスティック原料は日本からの輸入で、成型機も日本製です。ベトナムに進出した日系企業が悩まされるのは、現地ワーカーの離職率の高さです。テト(旧正月)の休日で帰省すると、友達同士で給料を比較し合って、高い企業へと無断で移ってしまうそうです。永井ベトナム社も地方の出身者が多いのですが、離職率は低いとのことでした。その要因は、マネジメント部門に日本語の分かるベトナム人を登用していること、もう一つは日本的な家族経営を導入していることにあるようです。工場を案内してくれたのも日本語が話せるホーさんでした。6人が日本に研修に来ているそうです。廊下の掲示板には、社員の誕生日や忘年会、一泊研修旅行の日程などが掲示されていました。今では従業員から社長の一泊旅行のリクエストが出るそうです。勤務時間は、8時から17時まで、2時間ごとに10分の休憩時間と1時間の昼休みがあります。従業員は残業もいとわないそうです。若い女性従業員が結婚し産休、育児の時間の取得で、この間の勤務シフトの確保がさし迫った課題とのことでした。

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